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2008 AUTOBACS SUPER GT Round.9

2008年スーパーGTシリーズ第9戦 激しいクラッシュにより、
マシンが損傷するも最後まで諦めず果敢に走り続けるが惜しくも完走ならず
11月9日、静岡県の富士スピードウェイで2008 AUTOBACS SUPER GT第9戦「FUJI 300km RACE」が開催された。

富士スピードウェイは、富士山のふもと、静岡県の最東部に位置し、F1も開催されるコースの大きな特徴は世界的に類を見ないメインストレートの長さ(約1.5km)。前半はハイスピード、後半はテクニカルというレイアウトとなっている。

「95号車 ライトニング マックィーン apr MR-S」は、オープニングラップのクラッシュで右フロント部分が大破し、無念のピットイン。

なんとかマシンを修復しコースに復帰し最後まで諦めず果敢に走り続けたが、惜しくも完走はならなかった。 
開催日 開催地 天候 コースコンディション 決勝観客動員数
2008年11月9日(日) 富士スピードウェイ 曇り&小雨 ドライ&ウエット 47,100人





予選1回目は10時10分から開始された。早朝から降り続いている雨は止むことはなく、路面は完全なウエット状態。

「95号車 ライトニング マックィーン apr MR-S」は、平手選手がステアリングを握りコースイン。

予想以上の雨の量にタイヤ選択をチームが誤り苦戦。なかなかスーパーラップ圏内のタイムには届かなかったが、300クラスの専有時間終了直前、1分59秒680をマークし10番手に滑り込む。

その後、GT500の専有走行を挟み混走時間となり、国本選手がコースイン。すぐに予選通過基準タイムをクリアし、再び平手選手にドライバー交代。

少し雨量も減り、平手選手が果敢にアタックを続け、やっと本来のマシンパフォーマンスに戻るも時間切れ。

ベストタイムは1分56秒659、13番手で1回目の予選を終え、スーパーラップに出場することは出来なかった。

GT300クラス/予選結果
Po No Machine Driver Qualify #1 Qualify #2 Tire WH
1 77 クスコDUNLOPスバルインプレッサ 山野 哲也
カルロ・バンダム
1'53.017 1'51.925 DL

5

2 33 HANKOOK PORSCHE 木下 みつひろ
影山 正美
1'52.356 1'52.129 HK -
3 19 ウェッズスポーツIS350 織戸 学
阿部 翼
1'55.994 1'53.250 YH 30
 
13 95 ライトニング マックィーン apr MR-S S 平手 晃平
国本 京佑
1'56.659 - MI 25

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決勝レースは14時から。
この日も上空には厚い雲が広がり、スターティンググリッド上では小雨が降ったり止んだりしており、気温は9度、路面温度は10度と極端に低く、タイヤのウォームアップに時間が掛かるとして、通常1周のフォーメーションラップは2周行われた。

スタートドライバーは平手選手。チームはグリッド上でギリギリまでタイヤ選択を悩んだが、平手選手の「スリックタイヤで行く」との宣言により、スリックを選択。

この作戦が功を奏し、平手選手はオープニングラップで一気に4台のマシンをオーバーテイク。
ところがダンロップコーナーで止まりきれないマシンに追突され前方を走る81号車を巻き込み右側のサスペンションとフロントカウルを大きく損傷。

チームから「自走して戻ってこれるか?」との問いかけに
「多分大丈夫」との落ち着いたコメント。

予想以上にダメージはひどく、奇跡的にピットまで戻れたものの、修復に約30分程かかり、20周の遅れをとるが、リタイヤはせず、諦めず最後まで走らせる意志で再びマシンをコースに送り出す。
平手選手は冷静さを失うことなく、且つ果敢にプッシュし続け8周程走行しピットイン。

メカニックの迅速なピット作業とともに国本選手にドライバー交代。

国本選手は損傷したマシンをだましだまし走らせ、チェッカーを受けるも完走規定周回数に惜しくもあと3周足りず、完走は果たせなかった。
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GT300クラス/決勝結果
Po No Machine Driver Time/Diff. Laps Tire WH
1 26 ユンケルパワータイサンポルシェ 谷口 信輝
ドミニク・ファーンバッハー
1:57'41.086 62 YH -
2 62 WILLCOM ADVAN VEMAC 408R 柴原 眞介
黒澤 治樹
00'29.871 62 YH

+2

3 77 クスコDUNLOPスバルインプレッサ 山野 哲也
カルロ・バンダム
00'36.973 62 DL

5

GT300 規定周回数:43
- 95 ライトニング マックィーン apr MR-S 平手 晃平
国本 京佑
22Laps 40 MI 25


■ 平手選手
小雨の降り続く中スリックタイヤでスタートしました。スタートから4つポジションを上げて差し掛かったBコーナーで玉突き事故に巻き込まれ車にダメージを負ってしまいました。車のバランスが良かっただけに悔しいです!
最後にライトニング マックィーン apr MR-Sと表彰台に登ることが出来ませんでしたが、最後の最後まで僕達を暖かく応援して下さいまして本当にありがとうございました!

■ 国本選手
SUPER GTの最終戦だったので、結果は少し残念でしたが、沢山のファンの方々、スポンサーの方々の応援が力になりチェッカーまで走ることが出来きました。今年一年間ライトニング
マックィーン apr MR-Sを応援して頂き本当にありがとうございました。

■ 金曽監督
表彰台狙いの最終戦 寒い中大勢のカーズレーシングのファンの皆様の前で、最後に格好良い姿をお見せするはずでしたが、1ラップ目に不運にも後方から追突されクラッシュ。大きく傷ついたライトニング マックィーンapr MR-Sがピットに戻れた事自体が奇跡的な状況でした。

このクラッシュに巻き込まれたことは誠に残念でならない結果です。
本来ならその場でリタイヤでしたが、1年間応援下さった皆様のためにも少しでもライトニング マックィーン aprMR-Sをお見せしたい気持ちからカーズレーシングのメカニックは20周もの間、必至の修復を行いレースに復帰。
この修復の間、カーズレーシング大応援席からメカニックに対してまでご声援頂き正直驚きました。
勝ち負け以上に大切な一体感と感動がこのカーズレーシングには存在していました。

1年間ご声援ありがとうございました。

 
 
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